2017-06-13 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
大手水産会社が捕鯨部門を本体と分離してつくった共同船舶株式会社、この採算が合わず、二〇〇六年、全ての株式を農水所管五つの財団法人に売却。この大手水産会社三社の企業名のみ教えてください。
大手水産会社が捕鯨部門を本体と分離してつくった共同船舶株式会社、この採算が合わず、二〇〇六年、全ての株式を農水所管五つの財団法人に売却。この大手水産会社三社の企業名のみ教えてください。
まず、捕鯨問題でありますが、捕鯨問題は一昨年国際捕鯨委員会でああいう大幅な削減がなされまして、それに対応いたしますために、捕鯨各社が個別に継続することができないということになりまして、捕鯨部門を総合して共同捕鯨というものをつくったことは御承知のとおりでございます。
さらに現在の捕鯨委員会の行き方からいきますと、将来資源が回復することになるわけでございますから、資源が回復した場合に——すでに英国、ノルウェー、オランダというものは、もう捕鯨の技術を失っているわけでございますから、そこでわが国もやめてしまえば、資源が回復したときに、捕鯨はもうソ連の独占になってしまうということがございまして、これは国民生活の上からも何とか維持したいということで、業界の方も、この際、捕鯨部門